近所の焼肉店をご覧になりましたか？

特に、ファミレス系の焼肉レストランは、
本当に気の毒です。

思わず、定休日と間違ってしまいそうなぐらい、
駐車場はガラガラです。

そして、あの３月11日の震災後。
多くの業界がその影響を受けました。

そうです。
業績に一番影響されるのは環境的な要因です。

例えば、関東から東の地域のリフォーム屋さんです。

震災の影響を受けた場所では、
多くのリフォーム工事がキャンセルになりました。

しかし、仕事を屋根の修繕工事、瓦礫の処理等に絞った業者は、
顧客名簿をどっさり集めています。

もちろん、利幅は薄いです。
顧客名簿を集めるのが目的です。

震災後、全国的に有名な近所の工務店の社長が遊びに来ました。

そして、
「屋根の補修工事の依頼ばかりで儲からないよ！
　でも、今が一番お客様と信頼関係を構築するチャンスだ。
　こんな時に利益を上げることを考えては地元で残れない・・・」
とお話ししてくれました。

私たち経営者。
必要な時に必要な仕事が目の前に表れます。

不要になった事業は、自然に離れていきます。

その時、無理に追いかけるときは、
次の仕事にシフトすることを考えなければなりません。

今回のユッケ事件。
大きな震災。

私たちは、環境の変化には太刀打ちできません。

しかし、環境の変化は、
私たちに多くを教え、
多くを手放させてくれるチャンスです。

そして、事業目的を見直すチャンスでもあります。

もう一度、自分たちの強みと事業目的を見直しましょう。