「集客が減ってきた……」
「これまでのやり方が通じない……」
「何をやってもダメだなぁ……」
あまりにも急激な集客の変化に、戸惑うのは仕方がありません。
小手先(集客ツール)の奥にある、集客のピンチを乗り越える普遍
お客様を大切にする「思い」が、結局は求めるお客様を集めてくれるんです。
だって、これまでもそうだったでしょ!
経験に意味が潜んでいても、それに気づくまで時間がかかることってあります。「これさえやれば必ず集客できる!」なんて魔法みたいな方法は、もう存在しません。
1990年代なら、広告を出せば多くの会社がうまくいきました。少し勇気を出して広告費をかければ、とりあえず集客できた。そんな時代もあったんです。
でも、その時代はもう終わりました。
みんなが同じことをやれば、必ず限界がくる。
独占企業でもない限り「誰でも成功できる集客法」なんて続かないんですよね。
広告からSNSへ、そしてSEOへ
『Web広告をすれば、どうにかなるのでは……』
かつての私は「Web広告をすれば何とかなる」と思い、小さな会社なのに月200万円以上も広告にかけていました。確かに集客できたけど、5〜6年で効果は下火に。
次は「これからはSNSだ!」とFacebook広告に挑戦。
これも集客できましたが、2年ほどで効果は落ちていきました。
『じゃ、これからはSEOで上位表示させれば、どうにかなるのでは……。』
これは正解。でも2年後には壁にぶつかります。
SEO対策だけじゃ集客は続かない。
ツール同士の“連携”が必要だったんです。
今はブログだけで集客
現在の弊社は、広告なしでブログ集客だけ。
広告すればもっと集客できるでしょうが、今は仕事が溢れるほどで十分。
広告費ゼロ円にして6年目。
同じように広告費ゼロで集客している仲間も増えてきました。
ただし、安易に真似するのはおすすめしません。
広告費ゼロ円集客には向き・不向きがあるからです。
それでも、自分たちに合った形で取り入れてみる価値はあります。
集客の“要”は「想い」
集客のコツのひとつは、ツール同士の連携です。
- ホームページ
- SNS
- マップ
- 広報活動
これらは必須です。
でももうひとつ忘れてはいけない大切なものがあります。
それは――「顧客視点」と「想い」です。
- 「この会社が良さそう」
- 「ちゃんとしてそう」
- 「行ってみようか」
こう思わせるのは、会社側の見えない“想い”なんです。
集客の要は「想い」。
これが失われると、何でもアリの薄っぺらい集客になってしまいます。
失敗は、成功へのプロセス
広告費ゼロ円集客に挑戦して10年。
軌道に乗るまでに5年かかりました。
先日、ある会社さんがセミナー集客で満席に。
特典なんてつけていないのに……珍しいですよね。
でも、これも「思い」が伝わったから。
みんな揃って上手くいく集客法なんて存在しません。
けれど、集客の失敗は必ず何かを教えてくれます。
「自社の思いを形にしたオリジナルをつくれ」――これが答えなんです。
挑戦が失敗という形で現れても、それはより良く生きるためのヒントだったはず。
だからこそ、チャレンジして意味を味わっていきましょう。
(ただし、無謀なチャレンジはNGです!)

