なぜ、同じ業界で差があるのか。
ただ、人手不足の時代。人がいれば、売上が伸びてゆく。絶好調に集客している会社がある。
別の近所の工務店さんは、新築の問い合わせ・受注が好調だと言う。その秘密は、ホームページとか、広告のやり方ではない。もしそれでうまくいくのであれば、誰でも真似ができるではないか。
採用も同じ。
新卒採用に苦労する会社が多い中、リクルート活動をしていないのにも関わらず、著名な大学から応募が来る。
何かが変わった。なるほど、今からちょうど20年前。2005年くらいかな。
都内である体験講座を開催していたら、参加者が突然、「入社するにはどうしたらいいですか」と尋ねてきた。気持ちの良い要望ではあるけれど、新卒者が人生をかけて入ってくるような舞台が整っていない組織であることを伝えた。
集客。採用。契約。
そう。お客様が感動することなしに、その会社に問い合わせすることはないだろう。そうだとすれば、どうすればお客様に感動してもらえるかがキーワードになる。
政治には、ほぼ関心がない。
だが、高市早苗さんが自民党総裁に決定したときは感動した。
仲間やSNSで繋がっている中にも、同じように心が動かされた人が多かった。さて、我々を感動させてくれたものは何だったのだろうか。
- 三回目だから
- 女性だから
- 逆転勝利だから
そのレベルじゃないよね。
もっと深い何かが、あの様子から心を動かさせられたんだ。そして、「働いて、働いて、働いて、働いて、働く」の言葉で、もう一段、感動させてもらえた。
そう。想いだ。善という想いだ。みんなのために働くという想いが、あの言葉が出る前から宿っていた。当選が決まった瞬間の目力。ありゃ、生半可な覚悟じゃない。命がけだよ。