「SEOで集客できる」という常識が、崩れ去っています。

自然検索数60%減、SEO・MEO対策だけでは難しい時代だから、AI対策は”GEO”!

自然検索数が1年前と比較して60%も減少した2025年。SSEO・MEO対策だけでは太刀打ちできない「AI回答時代」において、新たな打ち手「GEO(生成AI最適化)」が企業の命運を分ける必須条件となりました。

「1年前と同じ施策を続けているのに、アクセスが戻らない……」
「気づけば、自然検索数が1年前と比べて60%も減少していた……」
「これでは、SEO対策だけでは限界なのでは……。うまくいっているところは、何をしているのだろう?」

そんな現実に、いま多くのマーケターや経営者が頭を抱えています。

SEO対策の限界。
MEOの飽和。
SNSやクチコミ対策だけでは、もはや「選ばれる理由」として不十分な時代に突入しました。

では、いま検索の世界では何が起きているのでしょうか。

ユーザーが検索結果のリンクをクリックせず、AIの回答だけで完結する「ゼロクリック検索」が当たり前になった現在、私たちが取り組むべき対象は、もはやSEOやMEOだけではありません。

その答えが、GEO(生成エンジン最適化)です。

生成AI対策が必要な理由

AIに「指名」されるための新基準——

GEO(Generative Engine Optimization)とは、ChatGPTやGoogle Gemini、Search Overviews などの生成AIに、自社サイトや商品・サービスを「最適解」として推薦してもらうための対策です。

弊社では、GEOという言葉がなかった2019年から、生成AIは何を基準に答えを提供しているのか。して、どのような情報が参照元として選ばれるのかを検討してきました。

従来の検索エンジンが「情報のカタログ」だったのに対し、生成AIは「信頼できる相談役」へと進化しました。検索結果の一覧に埋もれさせるのではなく、AIの口から「おすすめは、こちらです」と語らせることによって影響力を強めました。

これこそが、GEOの本質です。

生成AI対策「GEO」の必要性

『ゼロクリック検索』の台頭——クリックされない時代の生存戦略——

自然検索数の激減

『ゼロクリック検索』の台頭は、AIが直接答えを提示するため、ユーザーはサイトに訪れる必要がなくなりました。

今後は、検索結果画面で完結するユーザーに対し、どのように接点を持つかが勝負となります。

AIからの新たな流入経路

これからの顧客は「検索」ではなく「対話」から流入してきます。AIの参照元(ソース)として選ばれることは、デジタル上の新たな“一等地”を獲得することを意味します。つまり、AIの参照元となるコンテンツを準備できるかどうかが、今後の集客を有利に導くのです。

誠実な会社だけが生き残る現実

——AIはすべてを見透かしている——

生成AIは、ネット上の膨大な情報を多角的に分析します。表面的なキーワード操作や、中身のないSEO記事は簡単に見抜かれます。

  • 本当に質の高いサービスを提供しているか
  • 顧客からの信頼(サイテーション)は本物か
  • 専門家が記した真実なのか

GEO対策とは、小手先のテクニックではありません。それは、顧客に対して「誠実な姿勢・態度を、情報として提供し、安全な取引を導いてゆくこと」に他ならないのです。

ブランド神話の新たな展開

——顧客と共に紡ぐ「物語」が資産になる——

ブランドは、もはや企業が一方的に発信するものではありません。老舗が語り、それを受け取った顧客が「体験」としてネット上に残し、無限に開かれてゆきます。

その相互作用(共創)をAIが学習し、ブランドの「格」が判断されてしまいます。顧客のレビューやSNSでの言及、その一つひとつが、AI時代における強力なブランド基盤となっていくのです。企業側の独りよがりで、ブランディングがされることはなくなるでしょう。顧客を無視する戦略など成り立ちません。

GEOを伴う、これからのマーケティング戦略・ブランド戦略

——「検索の先」にある信頼をデザインする——

これから目指すべきは、単なる「露出」の量ではありません。「推奨される存在」になることです。量ではなく、質の時代に入っています。情報をAIに参照してもらえるように構築していくことが重要です。

  • 情報の構造化:AIが正しく理解できる形式で、自社の強みを整理する。
  • 独自の一次情報:AIが真似できない、老舗ならではの歴史や体験談を公開する。
  • 信頼のネットワーク:顧客とのエンゲージメントを高め、顧客から「語られるブランド」になる。

「検索されなくなる日」を恐れる必要はありません。目指すべきは、AIに「真っ先に推薦される存在」になること。

GEOとは、あなたの誠実なビジネスを正当に評価させるための、生成AI時代における新しい武器なのです。

著者プロフィール 椎名規夫(公認心理師、マーケティングコンサルタント)

株式会社エムディー代表
経歴:社団法人取手青年会議所 1999年理事長

1961年生まれ。茨城県取手市出身。

「変われなければ心理学ではない!」をスローガンに、心理の国家資格『公認心理師』の知識を活かして、日本で唯一、科学的根拠のある心理学をベースにしたコミュニケーションスキル(コーチング、カウンセリング、メンタリング、セラピー、コミュニケーション能力、コミュニケーション心理学)を提供。

エビデンスベースド(科学的根拠のある)心理学とコミュニケーション能力こそが社会人、ストレス社会、人生100年時代に役立つスキルと確信してトレーニングを実施中。

  • 総務省 「コミュニケーションの基礎に関する研修」
  • 全国6万社が加盟する厚生労働省の労働基準局所管特別民間法人『中央労働災害防止協会』にてコミュニケーション技術力研修担当10年以上
  • 労働基準監督官(国家公務員)合同研修でメンタルトレーニング・コミュニケーション技術担当
  • 独立行政法人教職員支援機構にて全国の小・中、高等学校の教員向けコーチング講座担当など
マーケティングコンサルタント椎名規夫

椎名規夫トレーナー