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「集客」が減ったとき、「既知のやり方を自ら問い直す」だけでは足りない。

   

集客の好不調の波は激しいだけではない。

そのサイクルが短くなっている。

勝ち負けが、スグに入れ替わる。

  

集客が減ったときこそ「やり方を問い直す」べきか?
もちろんそうだ。
だけれど、
それだけでは不十分。

集客が落ちたとき、

私たちは真っ先に「やり方」を疑います。

そして、改善を試みます。

  
チラシの反応が悪い。

SNSのリーチが伸びない。

広告のクリック単価が高くなった……。

  


すると、

「もっと目を引くコピーに……、デザインに……」

「もっとターゲットを絞ろう」

と“戦術の修正”に走りがちです。

  

集客ツールを変える試みも大切でしょう。

しかし、

ほんの一部の業界にしか通じなかった、

”LINE広告”。

これほど、痛い目にあった広告主が多い媒体も珍しいのではないか?

 

広告会社側の罠にはまると大変である。

私は、痛い目にあった。

    

ほんの一部を除いて、

”LINE”は連絡ツール以外で、

どんな価値が提供できるのか?

甚だ疑問だ。

 

問いを間違えない!

  

集客のやり方。

集客ツールの変更。

それ以前に問うべきことがある。

  

「集客」とはそもそも何か?

「集める」とは、どういう行為か?


「お客様を集める」ではなく、「関係性を築く」ことではなかったか?
「呼び込む」ではなく、「気づかれる存在になる」ことではなかったか?

  

やり方を問い直す前に、「集客」の意味、そのものを問い直すこと。

“減った数値”が教えてくれるのは、

「集客」を見つめ直す根源的な機会なのでは?

    

既知の言葉を自ら問い直す

「集客」

「信頼」

「価値」

「伝える」

私たちはあまりにも多くの“既知の言葉”を、

意味の再確認なしに使い続けていないか。

 

「集客」とは、数字を増やすこと?

「信頼」とは、実績をアピールすること?

「価値」とは、価格に見合うメリットを伝えること?

本当に、そうだろうか?

  

多分そうだ。

  

だけれど、

立場が変わって、

顧客の視点から見たらそれで通じるのか?

 

顧客から見たら、

「集客」とは、個人情報を探られ、営業行為にさらされるリスク。

「信頼」とは、私たち顧客を理解してもらうこと。

「価値」とは、時間とお金を支払う価値を見極めること。

そうではないだろうか?

    

既知の言葉を問い直すというのは、

自分がその言葉を、

どう意味づけているかを確認するということです。

 

その言葉の意味は、

みんなに通じるか?

  

独りよがりではないか?

業者の勝手な視点ではないのか?

  

ネット時代。

すべてが変わった。

「信頼を装った着ぐるみ」は、

すぐに剝がされる。

  

借り物のコピーでは、顧客の心は動かせない。

だからこそ、「集客」という言葉そのものを、

自ら問い、

掘り下げる必要がある。

  

  

問い直しによって、

「やり方」ではなく「態度」が変わる。

  

そしてそれが、

もっとも深くて静かな“集客力”になるはずだ。

  

顧客にとっての「集客」とは?

  

顧客を集める側の「集客」とは、

見込み客を集めることだ。

本気客を集めることだ。

  

だけれど、

顧客側には「集客」というキーワードはないだろう。

お客様が心に「集客」というキーワードを抱いて、

求める業者を探さないだろう。

 

そう。

その通り。

顧客の視点では、

「業者探し」が合っているのではないだろうか。

 

だとすれば、

顧客の「業者探し」を、

「集客」に翻訳してみれば、

自ずから答えは出るじゃないか。

 

集客とは、信用。

集客とは、共鳴。

集客からの出会いは、既に時間を共有する「仮契約」。

  

“この人にお願いしたい”

”この会社は、ちゃんとやってくれるかしら”

と無言で交わされる合意のようなものではないのか。