優しさとは、魚を与えない事
先日、ある方からメールが来た。
そのメールには、頼み事が書かれていた。
その頼み事とは、
その方が書いた小冊子の感想を聞かせてくれという内容だった。
私は忙しかったので、
直ぐに小冊子を見ることが出来なかった。
でも、気になったので、
夕方、その小冊子に目を通してみた。
さすがである。
小冊子の出来は最高!
しかし、その小冊子を読んでも、
バックエンド商品に繋がらない。
「残念」と言う感じだ。
私は小冊子の感想を書いて、メールを返送した。
どんな感想を書いたの?
「ダメ」の一言。
最高の優しさである。
しばらくして、
メールの差出人から電話が来た。
「なぜ、ダメなのですか?」
私は理由を教えなかった。
教えても、本人の為にならないからだ。
私の仕事はコンサルタント。
クライアントが良くなるよう導くのが仕事だ。
だから、時には分かっている答えを、
クライアントの為に教えないことがある。
それは、クライアントの思考を止めることになるからだ。
だから、意地悪なコンサルタントと思われる事もある。
そう思われる方には、そう思わせておけばいい。
しかし、魚を与えるだけで、
魚の釣り方を教えないコンサルタントに、
私は成りたくはない。
投稿者: マーケティング情報センター 日時: 2005年02月27日 00:29
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