すし屋の生ビール。
水戸に出張すると、大切な友人が食事をご馳走してくれました。
そして、そこで飲んだビールは、今年、一番の味がしました!
あの日は、夜、10時過ぎまで打ち合わせが続きました。
それは、組織の10年後を左右する、大切な打ち合わせでした。
(ちょっと、かっこよすぎるか・・・【笑】)
7時から打ち合わせしたから、約三時間。
でかい男が二人で、狭いマンションの一室。
打ち合わせが終わり、
話す事が無くなれば、決して、心地よい時間の流れでない事を、
二人の大男は直ぐに感じる取る事が出来たのです。
「椎名さん、メシ、行きましょう
今日はスシなんかどうですか!」
「良いね!スシ!行こう行こう」
車を10分ぐらい走らせて、ローソンの斜め後ろのコインパーキングへ。
この周辺は、風俗店も多く、
呼び込みのホステス、ホストが狭い通り道を、
一層、通りづらくしているのです。
呼び込みの人数が、
通りを歩いているお客より遙かに多い繁華街を歩く二人。
そして、曲がり角を数カ所曲がると、お目当てのすし屋に着いたのです。
のれんをくぐって、閉店寸前の誰もいないすし屋のカウンターに座るでかい二人。
「大将、生二つ」
大将の迷惑そうな感覚には触れずに、
我々は乾杯をして一日の暑さと疲れを労ったのです。
『ウマイ・・・!』
私は、繰り返して、
『ここのビールは今年飲んだ中で一番ウマイ』と言ったのです。
(本当に不思議な位上手かった。銘柄はキリン生)
そして、「大将、なぜ、こーのビールは格別に美味いの?」と聞きました。
すると、大将はニヤッとして・・・
「実は、この生ビールのおいしさの秘密はビールサーバーにあるのです。
お客さん、よくビールの味の違いが分かりましたね・・・」
よく話を聞いてみると、
ビールサーバーを毎日洗うと、
ビールが美味しく飲めるのだそうです。
そうです。
ビールサーバーの手入れを毎日することが、
ビールの味を変えてしまうのです。
ふぅ?ん・・・。
そんな大将の話を聞いて、ある事を思い出しました。
それは、どんなに良いスキルを身につけても、
使わなければさびてしまう事です。
そうです。
どんなに優れたコミュニケーションスキルを学んでも、
日常で使ってみなければ、
身につけた優れたスキルはさびてしまうのです。
人ごとではありません。
NLPのトレーナーである私も、気を付けなければなりません。
常に、学ぶ機会を見つけて、
コミュニケーションスキルを研く必要があるのです。
それは、もちろん自分の為。
家族、会社、そして仲間の為。
もちろん、協会まで学びに来てくれる参加者に、
「時間とお金を費やしてきて、本当に良かった」と言ってもらう為!?
日々、スキルを研ぐ繰り返しです。
そうです。
私にとってのビールサーバーとは、
学ぶ機会を定期的に持つ事なのかもしれません。
投稿者: マーケティング情報センター 日時: 2006年09月04日 20:36
カテゴリー: この記事のカテゴリー | パーマリンク
| ▲このページのトップへ