強く思うと現実化する!
秋ですね。
陽が短くなりました。
虫の鳴き声も変わりました。
そして、ベット入ると日毎に秋を感じます。
偶然の出来事でした。
そして、私は久しぶりに家族サービスをする事が出来ました。
ある日、妻が私に、
「ノンちゃん、とし君が野球見たいって!
今やっている、ジャイアンツと中日のクライマックス・シリーズ・・・」
私は、
「もっと、早くいってくれれば、チケットが手に入ったかも・・・」
そう返事することしか出来ませんでした。
私の次男がジャイアンツと中日のクライマックス・シリーズを見たい。
そんなおねだりを妻は聞いたそうですが、
野球界にコネのない私にはどうする事も出来ませんでした。
ちょっと、無力感を感じました。
でも、普段、家族サービス、
そして、子どもと遊ぶ時間を持てない私は、
どうにかして連れて行ってあげたいと強く思ったのです。
次の日。
クライマックス・シリーズの事など忘れて、
青山である研修を受けていました。
すると、研修先でそのスタッフが私に、
「椎名さん、明日と明後日の野球のチケットあるのですが行きませんか?」
というのです。
10月18日、19日のクライマックス・シリーズのチケットが、
余っていると言うのです。
そうです。
息子の熱い思いは、言語化することで現実になったのです。
ということで、10月18日、19日は東京ドームにいました。
残念ながら、
私がドームに座る分のチケットは手に入らなかったのですが、
子供たちは満足な様子でした。
そして、不思議なものです。
子供たちだけが野球を観戦して、私は近くで時間をつぶした二日間でした。
しかし、そんな時間の使い方が、
父親として誇らしげに感じられたのです。
自分を満たす時間を優先するのではなく、
愛するこども達が価値あるとする時間を優先したことが、
私に色々な事を気づかせてくれました。
自分の事にではなく、愛する者たちの為に時間を使う。
それが、私にとって幸せな時間を使う事ができました。
それは、これまでのわがままな私には、絶対出来ない行動でした。
そして、深く感じました。
これまでも子供たちは、もっと自分のやりたい事、
父親の私にしてほしい事が沢山あったのでしょう。
しかし、こども達は、
仕事に追いまわされている私を眺めて、
それを言葉にする事が出来なかったのかもしれません。
いいえ、もしかすると、
言葉や態度で私にメッセージを発信していたのに、
それに気づかない私がいたのかもしれません。
気づきたくなかった私がいたのかも知れません。
そんな自分がいた様な気がします。
子供たちからのメッセージを受け取れなかった私がいたのです。
これからは、受け取るよ。
子供たちのメッセージ・・・
そして、そんなメッセージに応えていきたいと感じたクライマックスシリーズでした。
妻は、いつもそんな時間を過ごしていたんだろうなぁ!
投稿者: マーケティング情報センター 日時: 2007年10月30日 12:06
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コメント (1)
少しぎこちないけれど父親をしている椎名さんの姿。
それが目に浮かぶようなお話に、微笑ましくなりました。
無力感から誇らしい気持ちへの変化がとてもドラマチック。
「誠実さ」というのはむずかしいですよね。
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「認知的誠実さ」と「社会的誠実さ」。
前者は当の本人の心中に自ずと湧き起こる誠実さであり、それは外部に向けて表現されない限り、社会的には隠蔽されている。一方、後者は相手に対しては「誠実な表現」を採っているが、実際それが表現主の本当の思いを反映しているとは限らない。
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以上、友人の大学の先生の受け売りです(苦笑)
家族に対しての「認知的誠実さ」がきちんと言語化されてこんなステキな結果が得られたのだとしたら、やっぱり念じることって大切だなってあらためて思いました。
投稿者: 地湧 | 日時:2007年11月01日 18:38




