レベルを超えて・・・・・
「人生のゴールって・・・・・」
こんなメンバーと共に学べる事を本当に幸せと感じます。
死が目前の迫っている人間の言葉は、
奥深くの魂に響きます。
人生の終点に近づいているのに、
全くその恐怖と戦ってはいませんでした。
ただ、後生に残すこと想いの言葉が、
そこにあるだけでした。
その広がる声は、どこまでの透き通り、
共にいる者達の心を震わせるのです。
80歳を超えて現役。
そして、間もなく死が訪れようとしている。
それでも、伝え続ける。
そこに集う者。
関わる者達に貢献する為に・・・。
その場に幾度となく倒れそうになっても、
後生に残そうとすることに妥協をしない。
その言葉に耳を傾けるチャンスがあった人は、
なんて幸せなことか?
私も彼のように生涯現役で最後を迎えたい。
そう感じる今日この頃。
先日、マスター・プラクティショナー・コースの参加者が、
「人生の最大のゴールは死ぬ時ですね・・・」とフィードバックしてくれました。
私は「なるほど・・・」と聞き入っていました。
自己啓発系セミナーに参加すると、
『あなたは墓石にどの様に書かれたいですか?』等の質問に出会います。
それは、正にどんな貢献をして人生を全うするのかという問いです。
そして、その質問の答えは異なる環境によって、
違ってくるのかも知れません。
例えば、
私は父親として『この父親をもって良かった』と言われる存在で、
人生を終わりたいと決めています。
コンサルタントとしては、
『日本一分かりやすくて、クライアントを成長させる』という軸を大事にしています。
コミュニケーションやNLPを伝える役割としては、
『かかわる者が全て光り輝く存在でいる』という事を大切にしています。
もちろん、この他にも環境によって自分の中心となる軸を持っています。
夫、家族の一員、友人、社長、仕事仲間として等々・・・・・
ところが、『死ぬ時のゴール』。
最近、それを考えた時がありませんでした。
もちろん、それを考えないことに価値を感じていた自分もいます。
なぜならば、いつも悔いのないように一所懸命に生きているからです。
死ぬ時のゴールより、今を一所懸命に生きることがゴールであるからです。
もちろん、まだまだ100点の人生ではありません。
でも、今に満足していました。
80歳を超えて目の前の死を知りながら今なお現役の言葉を聞くまでは・・・。
その存在に出会い、少し私の深い部分が変わりました。
私は、あそこまで一所懸命に生きているのだろうか?
あまりにも、自分本位の現状に満足しているのではないか・・・・・
まだまだ、私は生かされるでしょう。
そして、その人生を楽しみたいなぁ!と思っています。
これまで、倒産の危機。
うつ病での人生の危機。
夫婦の危機。(笑)
いろいろな危機を乗り越えてきました。
これからもいろいろな危機を乗り越えていくのでしょう。
そして、人生の最後を迎えようとする時。
「波瀾万丈で楽しい人生だった!」
「生涯現役で素晴らしい人生だった!」
そんな言葉を言える人生のゴールを手に入れます。
そして、
「波瀾万丈で楽しい人生だった!」
「生涯現役で素晴らしい人生だった!」
という言葉を父や母にも言ってもらいたい。
更に、関わる者、全てにそんな言葉を残して人生の最後のゴールを迎えてほしいなぁ!
そんな、宗教チックな事を感じたあの日の出来事でした。
我々の寿命は80年を超えました。
労働寿命は50年あります。
ところが、会社の寿命は20年と言われています。
単純計算で3回会社を変えないと一生働けないのです。
不思議な世の中になったね。
もしかすると、本当に誰もが起業家精神を持つ必要があるのかも知れません。
だって、企業家精神を持つものだけが、
世の中の変化を乗り越えていけるのですから・・・・・
だから、先を憂いても仕方がないのかも知れません。
更に、もしかすると80年の人生は、
長いようでアッという間なのかも知れません。
それならば、今を生きよう。
今、この瞬間を一所懸命に生きてみるのがいいのかも知れないと思うのです。
人を魅了する魅力で80歳で現役。
まだまだ、全くの未熟者の自分を自覚しながら、
もっと、楽しく生きていこうと決めた日でした。
追伸
対人関係。
自己とのコミュニケーションのコツは順番。
ビジネスで成功するマネジメントを上手く機能させるコツは順番。
すると、素晴らしい人生のゴールを迎えるコツも順番なのかな?
投稿者: マーケティング情報センター 日時: 2009年05月14日 14:05
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コメント (1)
「レベルを超えて...」
この言葉が気になって、読ませていただきました。
しっくりと心に落ちてきました。
ありがとうございます。
深い気づきを得られました。
投稿者: keytouch | 日時:2009年06月19日 13:41